エミリーが来ないパリ:リアルなパリジェンヌの御用達ブランド

Netflixドラマ「エミリー、パリへ行く」が早くも大人気ですが、パリを舞台にしているとはいえ内容もファッションもとてもアメリカン。フランス人からは色々な意見も上がっているとはいえ、それでは実際のところリアルなパリジェンヌはどんなスタイルなのでしょう?

メトロなどに乗っていると、街ゆく人たちの大半が地味な格好をしている印象もあります。学生さんなどは重い教科書をバックパックに詰め込んで歩かなくてはいけませんし、日中にハイヒールなんて履いてしまった日には石畳に引っ掛けて転んでしまうことも。

しかしそんな悲しい”リアル”はともかく、それでもやっぱり自然体でお洒落な「パリジェンヌ」が目に付くエリアも健在です。学生時代、パリジェンヌの典型的なスタイルを「parfaitement imparfaite(完璧に不完全)」と表現した先生の言葉が印象的でした。ヘアスタイルもメイクもファッションも、計算づくで作った「隙」こそがパリジェンヌの真骨頂。

普段から「ザラ (Zara)」などファストファッションブランドを上手に取り入れている彼女たちですが、今回はリアルに人気のフレンチハイストリートブランドをご紹介します。中には日本に配送しているショップもあるので、パリの風を感じたい人はぜひチャレンジしてみて。

 

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“ザ・パリジェンヌ”ジャンヌ・ダマスのブランド「ルージュ(Rouje)」

 

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「現代のジェーン・バーキン」とも称されるパリジェンヌ代表イットガール、ジャンヌ・ダマス(Jeanne Damas)。パリ生まれのパリ育ち、無造作なヘアスタイルにナチュラルメイクと真っ赤なリップがトレードマークのジャンヌが2016年に立ち上げた「ルージュ(Rouje)」は、どこかレトロでセンシュアルなドレスやジーンズに合うシックでカジュアル、タイムレスなワードローブを提案しています。

フラワープリントのカシュクールワンピースや華奢なシフォンブラウス、ブルーのストレートジーンズに、チャンキーすぎないニュートラルカラーのニットや柔らかく羽織れるコートなど、パリのくすんだ街並みに溶け込むアイテムがおすすめ。最近ではビューティーラインをローンチしたほか、レストラン併設のショップもオープンするなど、勢いが止まりません。

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NORMA DRESS (200$)

 

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ALFREDO Coat (320$)、TILDO top(160$)、LE J bag(320$)

オンラインの老舗「セザンヌ(Sézane)」

2013年にモルガン・セザロリー(Morgane Sézalory)がオンラインで立ち上げた「セザンヌ」は、EC限定で展開する初のフレンチブランドとして大成功を収めました。最初はヴィンテージのセレクトを紹介していたモルガンですが、そのうちに自分のクリエーションを発表することを決めたといいます。

 

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インスタグラムのようなSNSで共感を呼び成長したパイオニア的ブランドで、今日ではショールームや百貨店「ル・ボン・マルシェ(Le Bon Marché)」に出店するなど実店舗も充実しています。パリジェンヌらしく肩の抜けたフェミニンでシックなアイテムは、日常使いにぴったり。

当時としてはまだ珍しかった、仲介者を挟まないBtoCのモデルにより求めやすい価格と高品質を実現しました。また、サステナビリティやチャリティなどにも力を入れ、高い共感力を維持しています。

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HARPER コート(290€)

 

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COLETTE ボーダーカットソー(75€)

コンシャスなパリシック「バルザック パリ(Balzac Paris)」

エコやエシカルにこだわったフレンチブランド「バルザック パリ」は、2011年にクリゾリン・ド・ガスティーヌ(Chrisoline de Gastines)が家族と共に設立しました。最初はメイド・イン・フランスの蝶ネクタイを受注生産していましたが、そこで違った形の消費形態を考案するに至ります。2014年にはTシャツとスウェットコレクションをローンチ。大成功を収めた後、ウィメンズのレディ・トゥ・ウェアとして発展しました。

 

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「クラシックでタイムレスなウィメンズコレクションを自社ECサイトのみで数量限定生産する」というブランドコンセプトのもと、環境に配慮した素材の使用や、生産工場に関する透明性などを重視しています。

大人気のロゴスウェットをはじめ、GOTS認証を受けたオーガニックコットン使用のジーンズ、”ミュールシング”を行わず倫理的な方法で飼育して生産したウールを使ったコートなど、コンシャスなパリジェンヌファッションを手軽な価格で提供。

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MATTIS ジーンズ(95€)

 

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VICTORIO コート(280€)

クールなインフルエンサーブランド「ミュジエ パリ(Musier Paris)」

インフルエンサーのアンヌ=ロール・マイス(Anne-Laure Mais)が2018年に立ち上げた「ミュジエ パリ」。「モードかつタイムレス」をコンセプトに、クールでモダン、セクシーな新世代のパリジェンヌスタイルを提案し、フランスのファッショニスタだけでなくアメリカンセレブ達にも支持されています。

 

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リリースされるとすぐに売り切れてしまうアイテムはインスタ映えするだけでなく、サステナビリティに敏感なデジタル世代に向け「ヨーロッパ由来の自然素材を中心に、パリのアトリエで生産」しているとのこと。

ハードになりすぎないモードなレザージャケットや90年代ムードのサテンスカート、ベラ・ハディッドが着て話題になったクロップドカーディガンなど、クールで今っぽいコレクションが揃います。

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sweater vivians(140€)trousers julia(160€)

 

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skirt romane(160€)

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トレンド、ショッピング、ビジネスニュース、パリ生活。在仏10年近い現役ファッション関係者が、モード ラバーから業界人まで幅広くファッションに携わる方々に向けて独自の情報を発信しています。