フランスで「ブラックフライデー」延期 商店は11月28日から再開か

フランス政府は、国内の大手小売チェーンやEC企業の代表と共同で、「ブラックフライデー(Black Friday)」を一週間延期する方針を発表した。小売商店は11月27日前後に営業再開を許可される予定だが、それが条件となる。

商店が11月27日から再開する場合、「ブラックフライデー」は12月4日に

フランスは10月末から国内全土にわたってロックダウンが導入されており、「生活に必要不可欠でない」商品を扱う商店は休業を余儀なくされている。

ヨーロッパではクリスマスに向けた年末商戦が小売店に鍵となるほか、近年輸入された「ブラックフライデー」文化が根づき、この時期の売上は一年の業績にも直結する。

商店の営業再開は12月1日のロックダウン緩和と同時期に予定されていたものの、各方面から抗議の声が寄せられ、政府も早期再開への道を模索していた。また、小売企業で作る各連合では、不平等な競争を避けるため「ブラックフライデー」の禁止を要請する動きも。

「再開か、死か」と激しい言葉で大統領に公開書簡を送っていた連盟もあり、「生活に不可欠でない」商品を扱う商店は早ければ11月27日から営業を再開できるという。その場合、「ブラックフライデー」は12月4日からと一週間遅い開催となる。

仏アマゾンも12月4日への「ブラックフライデー」延期に合意

フランスのアマゾン(Amazon)社長、フレデリック・デュヴァル(Frédéric Duval)氏も、「ブラックフライデー」の開催を12月4日に延期する意向であると、現地テレビ局TF1のニュース番組で話していた。

この決定で商店が12月1日以前に営業を再開できるということであれば、我々は『ブラックフライデー』を延期します。今年のアマゾン『ブラックフライデー』は、12月4日の開催となります。

厳重な対策導入、最終決定は11月24日のマクロン大統領会見で発表

11月27日の営業再開に向け、政府や企業は必要な安全対策や基準を検討している。BFMによると、店内には4〜8平米あたり1人という人数制限を設け、入り口に手指消毒剤の設置が義務づけられるとのこと。

また、一度に入店できる人数が制限される代わりに、営業時間の延長や、本来なら基本的に禁止されている日曜日の営業が許可される可能性も高い。

どちらにせよ、最終決定は24日のマクロン大統領会見で発表される予定だ。BFMによると、11月28日からの営業再開が許可される見込みだという。

 

 

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